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晴明




Rai

F30号キャンバス

油絵の具


***


ぼくはこの場所がすきで毎回、風景画を描こうというときはきまってこの場所のどこかを描きます。なぜなのか自分でもわかりませんが昔から知っているところで遊んだところという親しみからモチーフにしやすいのかもしれないです。


ぼくが風景画を描くときに思い出すことがあって、それは小学生の時の林間学校でみた木漏れ日です。その木漏れ日をみた夜に星をみたのですが、幼いぼくは雨上がりの木漏れ日の葉っぱに乗った雨粒ひとつひとつのキラキラとした光や朝の森の匂いの方が記憶に残っていました。ぼくはそういった幼い頃抱いたときめきのようなものを忘れずに自分が描く風景画にはそのときの感動を思い出して描いています。


そういったことが伝わればよいなとおもっています。


この作品にはスッキリとした輝きのようなものをかんじるので「晴明」という晴れ渡り、澄みきったという言葉をタイトルにしました。


<作者からのメッセージ>






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