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風浪に咲く




柴田 純椰

縦300mm

横300mm

パネルに油絵具


***


物や景色に対する記憶は人それぞれ違っていて

ある人にとっては一本の枝が何よりも大切なものかも知れない。そういった物質と人との間にある記憶に対し、作品としてその記憶を形に残す制作を行っています。


今回の作品は樹海の中に咲く花と中心に釈迦如来像を描きました。そこには葉と花しかない様に見えますが

如来は葉の中に漂って潜む記憶として存在させました。


思い入れのある物や景色に対し人は価値を見出します。

ただの景色の中にも色々な記憶や思いが存在しており、ある人にとってはその前で祈りを捧げる人もいるかも知れない。その景色や物に救われたかも知れない。

その様な思いの象徴としてこの作品を描きました。

目を凝らして見て頂ければ如来像も見えて来ると思います。


<作者からのメッセージ>






 
 
 

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