アラクランとブルーアガベの別れ




キム テボン

340mm×340mm

使用画材 シナベニアに水性塗料を用いたコラージュ


***


暖かく乾いた風がゆっくりと流れる砂漠の入口。ある生き物は力強く、ある生き物はゆったりと物静かに、夜空を仰ぐ。そんな大地の片隅で、ひっそりと繊細な花を咲かせるブルーアガベ。黄金色に輝く100年の想いに包まれながら、旅立ちを決める。もう、そこに恐れはない。いつもの月が沈む頃、アラクランとブルーアガベは別れを告げる。

*テキーラの原料として知られるブルーアガベ。別名Century Plantと呼ばれており、百年に一度しか花を咲かせず、開花後はそのまま枯れて死んでゆく儚い植物です。その陰を住処とするアラクラン(さそり)がブルーアガベの美しい最期を見届け、新たな場所を求めて旅立つ風景を描いています。


<作者からのメッセージ>




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