テレワーク




368nmile

縦81cm×横60cm

キャンバス,アクリル絵の具,コピック,クレヨン,ジャケット,洋書


***


「今まで我慢していたこと,全部やめてみる!」

独立をきっかけに,苦手だったスカートを脱ぎ捨て,Tシャツとパンツスタイ

ルで過ごすようになりました。

前からしてみたかった派手なパープルとアプリコットのインナーカラーを入れ

てみたりもして。

とはいえ,ビビっていた私への第一声は,「いいね。ありだよ!」でした。

「創作活動を中心に考えてくれて構わないから,うちと仕事しないか」

そんな経験をいくつか経た今,感じていることがあります。

「私たちはどんな状況であっても,自分がどうあろうとも,好きなように選択

して生きていける!」

仕事の時間もどこで生きていくかも,生き方は自分で決める。

「いろんな働き方や生き方があっても,いいじゃないか」

コロナでガラリと変わった日常の中,こんなことを思い浮かべながら作ったの

が,この「テレワーク」という作品です。

ブロンズで一本に引いたボーダーは,「これまで」と「これから」の境界線。

虹色で描かれた蝶の羽のような模様は,直感にまかせて,その場の即興で描い

たものですが,無意識のうちに「いろんな働き方や意見があってもいい」とい

う多様性と,これまでの時代を抜け,これからの時代へ羽ばたいていくという

気持ちが絵にのったのだと思います。

そして,実は・・・。絵のプロセスをみていただいたら分かるとおり,この絵は

当初全くの別物で,失敗作と思っていたものです。

捨てられずにいたキャンバスを再生させ,描き直し重ねて描いていく。比喩的

に言えば,「新しい生き方の模索」を表しています。

絵に貼り付けたジャケットには,「これまでの当たり前を脱ぎ捨てる」という

メッセージを込めました。

あえて綺麗に畳まずずらして置いたのは,「脱ぎ捨てる」を強調するため。

このジャケット,実は捨てられる寸前で救出し,再生させました。

3 ヶ月が経った今も,コロナ騒動前に過ごしていた私たちの日常は戻ってこな

い。もう戻らないとまで言われている。

だけど,それでいいと思っている。

自分の思い込みや見えないルールに縛られるだけの時代が終わり,これから人

それぞれが持つ多様性が活きる新しい時代が始まる。

私たちは,また新しい自分を作っていく。

「いろんな働き方や生き方があっても,いいじゃないか」

そんな想いに共感していただける,あなたの元にこの絵が届けばと,心から願

っています。


<作者からのメッセージ>




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